一般不妊
妊孕力を上げる
- 睡眠
- 食事・栄養
- 運動
- 適正体重
- 禁煙
妊孕力を上げるために、睡眠・食事・栄養・運動・休息などについて見直しましょう。痩せすぎや過体重も妊孕力を下げます。喫煙はご夫婦ともNGです。女性のみならず男性も生活習慣の見直しをしましょう。不妊原因の半分は男性側に原因があります。喫煙や高熱環境(発熱・サウナなど)により精子の質は低下します。男性側に原因があるセックスレスなどの性生活の再確認もしましょう。女性の妊孕力についての正しい情報を夫婦で共有しましょう。今後の治療方針を立てる際にとても重要になります。男性側の協力なしに不妊治療は成り立ちません。くれぐれも喫煙はNGです。漢方薬やサプリメントを摂取するよりも、禁煙を優先して下さい。
喫煙はNG
妊孕力をしらべる
- 超音波検査(US)
- フーナーテスト
-子宮卵管通水検査
- 子宮内腔を調べる(SHG)
- 子宮卵管造影検査(HyCoSy)
- 精液検査
- 血液検査(ホルモン検査・貧血検査・甲状腺刺激ホルモン・風疹抗体・AMH・血液凝固系)
フーナーテスト
フーナーテストは排卵時期に性交渉を行い、その翌日に頚管粘液中の精子数と動き、粘液の性状をみる検査です。実施することなく転院されてくる方が多いのですが、とても大切な検査の一つです。フーナーテストは検査結果の再現性が問題になります。同一周期でも、排卵日前日は不良、排卵日当日は良好という場合もあります。また、前周期は良好だったが、次周期は不良、またその次周期も不良というケース、その反対の例も少なくないため、検査は複数周期行うようにしています。一人目は性交渉で妊娠したが、二人目はAIH妊娠の方もたくさんいます。また、数回のフーナテスト良好=すぐにでも体外受精にステップアップということでは必ずしもなく、不妊期間や年齢、精子の状態などにより判断は変わります。
治療を試す
- タイミング療法(TI)
- 人工授精(AIH)
- 生殖補助医療(ART)